アルコール類や刺激物の取り過ぎは、肛門部や血管を刺激し、充血や炎症を起こすので良くありません。取り過ぎに注意しましょう。
便秘をすると、便が腸内にたまって肛門を圧迫し血行が悪くなります。便も硬くなり、排便時に肛門を傷つけて感染を起こす原因となります。
下痢は肛門を刺激し、細菌感染を起こし痔ろうの原因となります。
座りっぱなし、長時間のドライブ、立ちっぱなしは肛門がうっ血します。時々、軽い体操をして血液の流れを良くしましょう。
ゴルフやテニス・筋トレ等は急激に腹圧がかかり、うっ血の原因となります。
入浴することによって体が温まり肛門周辺の血行が良くなります。最高の予防・治療法です。肛門も清潔に保たれることになります。(ただし、肛門周囲膿瘍等で化膿している場合の入浴は、病状を悪化させるので禁物です)
肛門を汚くしておくと、細菌が繁殖するうえ、痔を悪化させます。また、かゆみの原因にもなります。排便後はウォシュレット等の洗浄便座を使用し、清潔にしておきましょう。
便意を我慢すると便秘になります。
トイレで長時間いきむのは、肛門がうっ血する原因となります。
いきむ目安は3分以内です。ある程度便がでたら、完全に出しきろうとせず、次回に持ち越しましょう。
専門医の正しい診断を受けることが痔を治す第一歩です。恥ずかしがらず相談や治療を受けましょう。